小野市議会 1999-12-02
平成11年第308回定例会(第1日12月 2日)
平成11年第308回定例会(第1日12月 2日) ┌────────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 第308回
小野市議会(定例会)会議録 │
│ 平成11年12月2日(木)(第1日) │
│ 開 会 午前 9時56分 │
└────────────────────────────────────────────┘
第1
会議録署名議員の指名
藤 原 健
松 井 精 史
第2 会期の決定
12月2日(木)〜
12月20日(月)(19日間)
第3 諸報告
(1)
今期定例会に出席を求めた者の職氏名
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
〜日程第3 諸報告〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第3、諸報告であります。
まず、
地方自治法第121条の規定に基づき、説明のため
今期定例会に出席を求めました者の職氏名は、お手元に配布致しております別紙のとおりであります。
次に、市長から提出されました議案は、
別紙一覧表のとおり、14件であります。
次に、
監査委員から、
地方自治法第235条の2第3項の規定により、
例月出納検査結果報告書2件が提出されております。
次に、市長から、
地方自治法第180条第2項の規定により、
専決処分の報告書1件が提出されております。
次に、兵庫県福祉4
団体陳情代表者 尾島紘之氏から「障害者・家族の
介護保障制度の拡充を求める
政府宛意見書の提出に対する陳情書」、及び「2000年度保育予算の大幅増額を求める
政府宛て意見書提出に対する陳情書」が提出されております。
次に、
議会運営委員会所管事務調査の報告であります。
閉会中に調査を願っておりました
所管事務調査について、
会議規則第103条の規定により、
議会運営委員長から
調査報告書が提出されております。
以上の件について、それぞれその写しをお手元に配布致しております。
以上で、諸報告を終わります。
〜日程第4 議案第56号〜議案第59号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第4、
決算特別委員会審査報告であります。
先の第307回
市議会定例会において、
決算特別委員会が設置され、その後、同委員会において正・副委員長の互選があり、その結果、
委員長に、
吉岡一三君
副委員長に、掘井算満君
が、それぞれ就任されましたので、ご報告致しておきます。
それでは、議案第56号から議案第59号まで、以上4件を一括議題と致します。
決算特別委員会に審査を付託致しました、議案第56号から議案第59号まで、以上4件について、審査の報告がありましたので、委員長の報告を求めます。
決算特別委員長 吉岡一三君。
(
決算特別委員長 登壇)
○17番(
吉岡一三君) それでは、ただいま議題となっております議案第56号から議案第59号まで、以上4議案について、
決算特別委員会における審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。
当委員会は、去る9月の第307回
市議会定例会において設置され、その後、閉会中、9月28日、9月30日、10月5日の3日間にわたり開催し、各会計の
決算状況について鋭意審査を行ってまいりました。
審査にあたりましては、まず、平成10年度
会計決算について、各部局の所属長より
総括説明を受け、順次日程に従い審査をし、最終日には、市長をはじめ
関係部長等の出席を求め、
市政各般にわたる決算の総括質疑を行い、本委員会としての締めくくりを行った次第であります。
この間、議会の持つ批判・監視機能の重要性を認識しつつ、平成10年度予算が適正かつ効率的に執行されているかどうか、審査の経過及び結果を今後の予算編成と
市政運営にいかに反映すべきか、更に新しい発想と広い視野に立ち、
市政各般の施策をどう展開するべきかとの観点から活発な議論が展開されました。
3日間にわたる審査の過程において、各委員から開陳されました意見、指摘、要望等の主な事項につきましては、お手元に配布致しております一覧表のとおりでありますが、特に議論が集中致しました事項を中心にご報告申し上げます。
まず、景気低迷による極めて厳しい財政環境のもと、市税、
各種使用料・手数料、
受益者負担金等の
過年度未収金については、その回収に万全を期されるとともに、悪質なケースについては
法的手続を検討するなど、厳しい態度で臨まれることが強く求められました。
次に、
行財政改革の推進については、市の財政構造の硬直化が懸念されていることから、
事務事業の見直しを積極的に行い、中・長期的な立場から、財政の健全化への取組みが強く要望されました。
次に、
情報化社会に対応するため、市の
インターネットホームページについては、市民への情報提供はもとより、新生小野市を内外に広くPRできるよう、今後も特徴ある
ページづくり等が望まれました。
また、
社会経済情勢の変化や複雑多様化する
行政ニーズに即応し、柔軟でより効率的な行政を積極的に展開するため、各部局で公務執行に今後も万全を期されるよう要望がありました。
以上、特に議論が集中した事項についてご報告申し上げましたが、今後の
市政運営にあたっては、議会の意思を十分に尊重され、市政の活力ある発展と
市民福祉の増大に更に努められ、輝かしい21世紀の実現を目指し、力強く市政を展開されるよう望むものであります。
終わりに、当委員会における審査の結果についてご報告申し上げます。
議案第56号につきましては、反対討論があり、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。
次に、議案第57号から議案第59号までの3件につきましては、全会一致をもって、いずれも原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。
何とぞ、
議員各位におかれましては、当委員会の決定にご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、
決算特別委員会の
審査報告と致します。
決算特別委員会において委員より開陳された指摘・意見・
要望事項一覧表
1.付託議案(4件)
議案第56号 平成10年度
小野市歳入歳出決算の認定について
議案第57号 平成10年度
小野市都市開発事業会計決算の認定について
議案第58号 平成10年度
小野市病院事業会計決算の認定について
議案第59号 平成10年度
小野市水道事業会計決算の認定について
2.
決算特別委員の氏名
委員長 吉 岡 一 三
副委員長 掘 井 算 満
委 員 宮 永 貴代子
〃 藤 原 健
〃 松 本 英 昭
〃 川 名 善 三
〃 小 西 勝 一
〃 田 中 明 弘
3.審査日
9月28日(火)
9月30日(木)
10月 5日(火)
(総務部)
1.市税の
滞納繰越額が増加してきているが、税の公平性の立場から、また、安定した財源確保のため、引き続き徴収率の向上に努力されたい。
2.
経常収支比率及び
公債費比率については、近年、かなり上昇し、財政の硬直化が懸念されることから、
事務事業の
見直し等を積極的に行い、中・長期的な立場にたって、財政の健全化に努められたい。
3.
北条鉄道経営対策経費については、年々、補助金の増額が懸念されるところであるが、さらに、加西市と連携され、補助金の軽減等が図られるよう努められたい。
4.OA機器の委託・借上料等の契約については、最初のみ競争入札が行われるものの、以降、競争原理の働かない
随意契約等となっているため、再契約に際して、金額の軽減が図れるよう十分精査されたい。
5.
小野市インターネットホームページについては、広く内外に有効に活用されるよう更新されるとともに、特徴のある
ページづくりに今後も鋭意取り組まれ、全国に情報発信されたい。
(
市民福祉部)
1.
防犯灯新設事業は、防犯対策の上で効果があるので、市民の要望に、さらに積極的に応えられたい。
2.
子育てゆとり創造センターの運営については、ますます少子化が進んでおり、子育てがしやすい
環境づくりのため、今後も事業の拡充・推進に努力されたい。
3.
介護保険ニーズ調査に基づき、市町間で判定のばらつきが生じないよう対応されたい。
4.
交通安全対策上の
カーブミラーについては、
区画整理事業にあわせ設置されるとともに、
ごみステーションについても計画的に整備されたい。
5.コスモスの
里小規模作業所の
運営助成に対しては、一部、県・市の補助はあるものの、施設の実態を調査され、必要であれば検討されたい。
6.
し尿汲取手数料の
収入未済額については、引き続き回収に努力されたい。
7.国保税に係る応能・
応益負担比率については、税負担に対する市民意識や、国・県の指導等を十分勘案の上、基準を定められたい。
8.
福祉公社に対する出捐金として、多額の市費が投入されているが、その運用には十分配慮の上、今後も適正に管理されたい。
(
地域振興部)
1.
ふるさとONOランド整備事業のプロジェクトが進められているが、
事業規模も大きいことから、今後、市の将来に負担とならないよう十分配慮されるとともに、
事業実施に際しては、民間活力の導入等を含め、無理のない
整備計画を検討されたい。
2.現下の不況が長期にわたり続いているだけに、商工業者に対して、
融資制度の充実を図るとともに、
制度利用のPRに努められたい。
3.
屋外広告物の取扱いに関しては、県の
屋外広告物条例により規定されており、無届けの広告物には厳しい態度で臨むとともに、
違法看板等の撤去についても指導されたい。
4.葉多町
周辺まちづくり基本構想の策定に際しては、地元住民の意見を尊重するとともに、隣接する集落との調整を図られ、さらに総合的な見地から事業の推進を図られたい。
5.
市営住宅の入居については、入居基準に照らし合わせた
実態調査を定期的に実施されるとともに、入居者の選考には、規則に従った指導・措置を講じられたい。
6.堆
きゅう肥総合利用促進事業がすすめられ、良質の堆肥ができているが、これを流通させるための経路が早急に確立できるよう指導されたい。
7.商店街の活性化については、
商業関係機関及び商業者と連携を図られ振興策に取り組まれるとともに、今後も、より多くの市民が利用するよう、魅力的な
商店街づくりに努められたい。
(
市民病院)
1.
医療担当者及び職員は、常に患者中心の意識を持って接するとともに、患者に安心を与える
よう接遇研修にも一層努力されたい。
2.
料金収納委託業務について、窓口取扱時間の延長等に現在の金融機関が対応できないのであれば、業者の
見直し等も検討されたい。
3.看護婦の夜勤体制については、患者が安心して入院できる、3人体制を確立されるとともに、
院外処方箋についても早期に設置されるよう検討されたい。
(会計課)
特記事項なし
(水道部)
1.
過年度未収金が増加していることから、その回収について、悪質なケースには
法的手続も検討するなど、厳しい態度で臨むとともに、滞納整理に万全を期されたい。
2.
水道事業の現金預金については、長期的な視野に立って、引き続き、安全で効率的な運用に努められたい。
3.
下水道事業の実施に合わせて
石綿配水管の交換を行うとともに、引き続き漏水の定期的な調査を行うなど、有収率の向上に努力されたい。
4.上水道の水質については、特に良質できれいな水が望まれており、今後も安心して飲める水づくりを推進するとともに、水質検査結果を
広報紙等で公表するなど、安全面についての啓発に努められたい。
5.
水洗便所等改造資金融資斡旋制度の充実を図られるとともに、制度の内容等について、広く市民に周知されたい。
6.下水管の整備と水洗化に開きがあるが、事業の効率的な運営のため、引き続きその解消に努力されたい。
(消防本部)
1.消防団は、社会奉仕に携わる団体であるだけに、その活動に必要な資機材の整備に対する助成について配慮されたい。
(
議会事務局)
特記事項なし
(
農業委員会)
特記事項なし
(
選挙管理委員会)
特記事項なし
(監査・
公平委員会)
特記事項なし
(
教育委員会)
1.市民会館・
中央公民館の
施設整備調査の結果を踏まえ、その改修にあたっては、市民の文化活動に支障がないよう必要なものから計画的に取り組まれたい。
2.
補導委員は、
各種イベント会場等での、巡回補導の強化に努められるとともに、
補導委員の選任についても一定の地区にかたよらないよう配慮されたい。
3.不
登校児童生徒の対策は、全国的な社会問題となっており、小野市としても適応教室及び
訪問指導等により積極的に対応されているが、より多くの者が一日も早く学校に復帰できるよう努力されたい。
4.
市立図書館の
窓口サービスについて、職員の接遇研修を行うなど、市民に気持ちよく利用してもらえるよう対応されたい。
5.
視覚障害者のための
朗読ボランティアグループの録音室として、
市立図書館の
会議室等を現状のまま提供できるのであれば配慮されたい。
○議長(
吉田成宏君)
委員長報告は終わりました。
ただいまの
委員長報告に対して、質疑の希望はありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君)
委員長報告に対する質疑の希望はありませんので、これにて質疑を終了いたします。
続いて、討論・表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
これより、討論・表決に入ります。
議案第56号 平成10年度
小野市歳入歳出決算の認定について、討論の希望がありますので、発言を許可致します。
宮永貴代子君。
(
宮永貴代子君 登壇)
○1番(
宮永貴代子君) 私は、
日本共産党小野市議会議員団を代表致しまして、討論をさせていただきます。
議案第56号 平成10年度
小野市歳入歳出決算の認定について、反対を致します。
介護保険制度に向けて
小野市福祉公社を設立されたことなど、評価すべき点は多々ありますが、教育費の自然学校やトライやるウィークについて、現場の先生方から、ふだんの授業に大変遅れが出ているように聞いております。
子供たちが自然と触れること、また働くことを経験することは大切なことです。
しかし、今、文部省も問題にしております、子供の学力の低下が著しいと言われているとき、授業の遅れは大問題であります。
現況の教育課程を大幅に削減し、子供の成長・発達に合った内容に改めることを県や文部省に要望していただきたいと思います。
そして、もっと現場の先生方の意見をよく聞いていただきたいと思います。
もう1点は、総務費の
播磨空港建設促進協議会分担金10万円について。
新聞「赤旗」によりますと、11月10日に
日本共産党姫路市議会議員団が運輸省に交渉をしております。
播磨空港基本計画素案の
見直し案に対する見解を求めています。
これに対して、運輸省の
航空局計画課の
中野総括補佐官をはじめ、事業課、
保安企画課、
航空企画調査室の各課から担当者が出席しています。
担当者は次のように述べているそうです。
「県と
促進協議会の
見直し案は承知しているものの、第7次
空港整備計画後、兵庫県や姫路との具体的な折衝もなく、格段の評価もしていない。また景気低迷のもと、需要予測も一層厳しくなる中、推進派、反対派、消極論等、地元の意見も様々あることを理解している。第7次
空港整備計画における播磨空港の位置づけは、第三種にも入らぬその他飛行場であり、運輸省として地方空港整備はほぼでき上がっていると判断しており、必要性は認識していない」ということでございます。
運輸省の考え方がはっきり示されておりますとき、是非、無謀な空港建設は一旦中止し、播磨空港建設
促進協議会は解散されることを要望致しまして、反対討論と致します。
○議長(
吉田成宏君) これにて討論を終結致します。
これより、議案第56号を採決致します。
本案に対する
委員長報告は、認定であります。
本案は、原案のとおり認定することに、賛成の諸君の起立を求めます。
(「起立多数」)
○議長(
吉田成宏君) 起立多数であります。
よって、議案第56号は、原案のとおり認定されました。
次に、議案第57号から議案第59号まで、以上3件については討論の希望はありませんので、これにて討論を終結致します。
これより、議案3件を一括して採決致します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第57号から議案第59号まで、以上3件は、原案のとおり認定されました。
〜日程第5 議案第64号〜議案第75号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第5、議案第64号から議案第75号まで、以上12件を一括議題と致します。
議案の朗読を省略致しまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) 本日、第308回
市議会定例会が開会されるにあたりまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、何かとご多用の中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
まず最初に、消防職員が起こしました交通事故による、被害者の救護措置を怠ったという行為について、市民の皆様に深くおわびを申し上げます。
この度の行為は、人命を最優先して職務遂行する立場にある消防職員としてはあるまじき行為であり、その責任は誠に重大であります。
厳しい処分を行うとともに、今後も引き続き、公務員倫理、交通事故防止について充実した研修を実施し、職員の意識向上と事故の再発防止に努めたいと考えております。
さて、昨日は第45回目の市制記念日を迎えまして、多くの市民の皆様方とともに記念すべき日をお祝い申し上げたところでございます。
市政を預かる市長といたしまして、今後も引き続き、市政発展のため、更に邁進致すべく決意を新たにした次第であります。 また、先般、第2回目の市政懇話会を各地区ごとに実施をし、多くの市民の皆様方から貴重なご意見やご要望をお聞かせいただきました。
「市民の目線に立った市役所」を目指し、今後、これらの意見などを十分検討し、市政、夢プランに反映させていきたいと考えております。
さて、現在進めております主な施策を申し上げますと、ハード面では「健康福祉機能の展開」や「やすらぎ・うるおいの場の形成」などを目的とした
温泉掘削をこの11月から実施いたしております。
また、小野加東広域事務組合で整備しております斎場は、ほぼ工事が完了間近のところまできており、来年の2月ごろにはオープンできるものと考えております。
次に、ソフト面では「市民の目線に立った行政の推進」のため、市民からまちづくりに関する意見を直接市長に提案できる「市長への手紙」を11月から実施し、現在50余名の方々から、貴重なご意見、ご提案などをいただいているところであります。
このほか、庁内的には、8月から実施しております複線型人事管理制度に加え、更に公務能率の向上、職員の能力開発を進めることを目的に、プラン・ドゥ・チェック・アクションの管理サイクルを基軸にした「方針管理制度」を、この11月より、課長以上を対象に導入いたしました。
また、市役所は市内最大のサービス機関であるとの考えのもと、市民の皆様方が市職員のサービスを採点する「ハートフルサービス評価制度」を1月に実施する予定であります。
これらのほか、本12月市議会におきまして、
補正予算の中に上程しておりますが、現下の厳しい社会情勢に対応するため、緊急雇用対策事業、少子化対策事業への取組みや、下水道・農業集落排水事業の前倒しに伴う地域活性化施策、ごみの減量化に対応する家庭用生ごみ減量化処理機購入補助金の追加、開かれた行政を更に進めるため、市議会本会議の放映システムなどを盛り込んでおります。
議員各位におかれましても、今後も引き続き、市政発展のため、なお一層のご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
さて、先の議会で提出しておりました平成10年度各会計の決算について、ただいまご承認をいただき、誠にありがとうございました。
今期定例会に提出致しております議案でありますが、平成11年度一般会計ほか
補正予算に係るもの7件、条例の一部改正に係るもの3件、工事請負契約の変更1件、土地改良事業の計画変更1件、そして人事案件2件の計14件であります。
各議案の細部につきましては、後ほど、それぞれ担当者から説明を申し上げますので、よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。
なお、本定例会中に追加議案の提出を予定致しておりますので、併せてよろしくお願い申し上げます。
○議長(
吉田成宏君) 議案第64号 平成11年度
小野市一般会計補正予算(第3号)について、
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(高橋秀忠君) 議案第64号 平成11年度
小野市一般会計補正予算(第3号)について、
提案説明を致します。
議案書の64ページであります。
今回の補正は、国の
補正予算を受け、緊急雇用就業機会創出事業や少子化対策事業の追加、市政懇話会等を通じお聞きを致しました市民の要望に対応するための家庭用生ごみ減量化処理機器購入補助金及び資源ごみ集団回収補助金の追加、8月の人事異動に伴う人件費などをはじめとする所要経費を補正するものであります。
まず、第1条、歳入歳出予算の補正でありますが、既定の総額に歳入歳出それぞれ3億2,980万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ195億4,030万円にしようとするものであります。
次に64ページの1、第1表、歳入歳出予算補正の概要についてご説明致します。
まず歳入でありますが、款1 市税は、調定の精査による収入見込みにより、款12 分担金及び負担金、款14 国庫支出金、款15 県支出金、款20 諸収入は、事業に係る財源の収入見込みにより、それぞれ補正しようとするものであります。
次に64ページの2、歳出であります。
主な内容でありますが、款1 議会費は本会議放映システム設備工事費、款2 総務費は市民会館管理経費、款3 民生費は少子化対策特例事業経費、児童措置等経費、款4 衛生費はごみ減量対策経費、款5 農林費は農業集落排水事業特別会計繰出金、款6 商工費は緊急雇用就業機会創出事業経費、款7 土木費は下水道周辺整備事業経費、款9 教育費は埋蔵文化財確認調査事業経費、款10 災害復旧費は農林施設災害復旧事業経費などについて、それぞれ所要額を補正しようとするものであります。
なお、詳細につきましては、64ページの5以降に記載致しております「歳入歳出予算補正事項別明細書」をごらんいただきたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第65号 平成11年度
小野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、
市民福祉部長。
(
市民福祉部長 登壇)
○
市民福祉部長(廣瀬宗男君) 議案第65号 平成11年度
小野市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の65ページをお開き願います。
第1条は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億2,200万円を追加し、予算の総額を31億1,800万円にしようとするものであります。
今回の補正は、歳入については、財政安定化支援事業などによる一般会計からの繰入金と前年度繰越金、歳出については、医療費の伸びによる保険給付費の補正が主なものであります。
続きまして65ページの1、第1表、歳入歳出予算補正の概要について説明を致します。
まず歳入でありますが、款3 国庫支出金は、保険給付費の増による国庫負担金などで2,426万7千円、款8 繰入金は、一般会計からの保険基盤安定繰入金などで5,871万1千円の追加、及び基金繰入金で5千万円の減額であります。
款9 繰越金は、前年度繰越金で8,902万2千円の追加補正であります。
次に65ページの2、歳出でありますが、款1 総務費は、職員の会計間の異動による給与費などで203万5千円、款2 保険給付費は、医療費の伸びによる7,480万円の追加、款3 老人保健拠出金は、平成11年度老人保健拠出金の額の確定見込みによる49万円の減額、款9 予備費は、医療費の増嵩に備えるため4,300万円の追加補正であります。
なお、詳細につきましては、65ページの4以降、「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご高覧いただきたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第66号 平成11年度
小野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第67号 平成11年度
小野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、以上2件を
水道部長。
(
水道部長 登壇)
○
水道部長(河島康道君) 議案第66号 平成11年度
小野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、
提案説明を致します。
議案書の66ページであります。
第1条は、歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ3億5,100万円を追加し、予算総額を40億4,100万円にしようとするものであります。
今回の主な補正は、歳入については、国庫補助金及び市債の増額並びに
下水道事業受益者負担金及び一般会計繰入金の減額であります。
歳出については、職員の異動に伴う人件費の増額、国の経済対策に合わせて下水道整備の推進を図るための公共
下水道事業費及び特定環境保全公共
下水道事業経費の増額、公営企業借換債の確定等による公債費の減額であります。
次に、第2条 地方債の補正につきましては、66ページの3、第2表に記載しておりますとおり、公共
下水道事業債の限度額を1億80万円に、特定環境保全公共
下水道事業債の限度額を17億2,770万円に、公営企業借換債の限度額を4,670万円にそれぞれ変更するものであります。
なお、詳細につきましては、66ページの4以降の「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご高覧いただきたいと思います。
以上、
提案説明と致します。
続きまして、議案第67号 平成11年度
小野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、
提案説明を致します。
議案書の67ページであります。
第1条は、歳入歳出予算の補正でありますが、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1億4,933万円を追加し、予算総額を10億8,793万円にしようとするものであります。
今回の主な補正は、歳入については、県補助金及び市債並びに一般会計繰入金の増額であります。
歳出については、職員の異動等に伴う人件費の増額及び国の経済対策に合わせて農業集落排水整備を図るための事業費の増額であります。
次に、第2条 地方債の補正につきましては、67ページの3、第2表に記載しておりますとおり、起債の限度額を6億6,500万円に変更するものであります。
なお、詳細につきましては、67ページの4以降の「歳入歳出予算補正事項別明細書」をご高覧願いたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第68号 平成11年度
小野市都市開発事業会計補正予算(第1号)について、
地域振興部長。
(
地域振興部長 登壇)
○
地域振興部長(西川輝廣君) 議案第68号 平成11年度
小野市都市開発事業会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の68ページであります。
今回の補正につきましては、人事異動による職員給与費の補正であります。
第2条 収益的収入及び支出につきましては、収入、支出とも1,215万4千円を減額して、それぞれ総額を7億6,334万6千円にしようとするものであります。
第3条 議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費の総額1億55万円を6,553万3千円に改めようとするものであります。
なお、詳細につきましては、68ページの2以降の「平成11年度
小野市都市開発事業会計補正予算実施計画書」をご高覧願いたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第69号 平成11年度
小野市病院事業会計補正予算(第1号)について、
市民病院事務部長。
(
市民病院事務部長 登壇)
○
市民病院事務部長(井上重昌君) 議案第69号 平成11年度
小野市病院事業会計補正予算(第1号)について、
提案説明を致します。
議案書の69ページであります。
今回の補正は、予算第2条に定めた業務の予定量について、入院患者数を半期実績と今後の推移を勘案して補正しようとするもので、年間患者数で7万2,468人、1日平均患者数で198人に改めようとするものであります。
次に、第3条は、予算に定めた収益的収入及び支出の予定額について、収入、支出、それぞれ1億876万円減額し、39億9,024万円に補正しようとするものであります。
なお、収入は業務予定量の補正に伴う収益の減少等で、支出は異動、退職等による給与費の減少及び材料費等の減少によるものであります。
第4条は、予算に定めた資本的収入及び支出について、企業債償還元金負担金等増額により、収入の予定額を3億325万3千円に増額補正し、企業債償還金等の増額により、支出の予定額を4億3,229万5千円に増額補正しようとするものであります。
第5条は流用することのできない経費、第6条は一般会計からの負担を受ける金額を、それぞれ改めようとするものであります。
なお、詳しくは
補正予算実施計画以降をご高覧いただき、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第70号 平成11年度
小野市水道事業会計補正予算(第2号)について、
水道部長。
(
水道部長 登壇)
○
水道部長(河島康道君) 議案第70号 平成11年度
小野市水道事業会計補正予算(第2号)について、
提案説明を致します。
議案書の70ページをお開き願います。
今回の補正は、人事異動による人件費及び建設改良費の備品購入に伴う補正であります。
まず、第3条 収益的収入及び支出でありますが、既定の予算総額から19万7千円を減額し、総額15億880万3千円にしようとするものであります。
次に、第4条 資本的収入及び支出でありますが、支出の補正は備品の購入費等で210万9千円増額し、4億7,740万9千円に改めようとするものであります。
この結果、生じる収入の不足額は、内部留保資金で補填しようとするものでございます。
なお、第2条 業務の予定量、及び第5条 議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、ただいまご説明いたしましたことによりまして生じます所要の補正をしようとするものでございます。
なお、詳細につきましては、70ページの2以降の
水道事業会計
補正予算実施計画をご高覧願いたいと存じます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第71号 小野市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する
条例制定について、
総務部長。
(
総務部長 登壇)
○
総務部長(高橋秀忠君) 議案第71号 小野市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する
条例制定について、説明を致します。
議案書の71ページであります。
この議案は、地方税法が改正されたことに伴い、小野市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正しようとするものであります。
本条例は、固定資産の審査申出に対し、審査の手続、記録の保存、その他の審査に関し必要な事項を規定したものであります。
その主な改正内容でありますが、まず第4条は、口頭審査の手続にかえて、審査申出人の申請があった場合、委員会に対し、口頭で意見を述べる機会を与えようとするものであります。
次に第6条は、不服の審理は書面によることとし、市長の弁明書の提出及び審査申出人の反論書の提出の手続を明確にしようとするものであります。
第7条は、新たに条項を設け、審査申出人の申請があった場合、意見陳述の機会を付与しようとするものであります。
第8条は、口頭審理の指揮は審査長が行うこととし、審査長の指揮権を明確にしようとするものであります。
その他の改正は、字句の訂正など条文整備を行おうとするものであります。
なお、附則につきましては、施行期日を平成12年1月1日とし、所要の経過措置を規定いたしております。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 次に、議案第72号
小野市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第73号
小野市営住宅設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第74号 市道3202号線
橋梁上部工事請負契約の変更について、議案第75号
市営土地改良事業(
用水対策事業)の計画変更について、以上4件を、
地域振興部長。
(
地域振興部長 登壇)
○
地域振興部長(西川輝廣君) 議案第72号
小野市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、
提案説明を致します。
議案書の72ページであります。
本議案は、小野市黒川町1668及び中町480の4において、小野市黒川南地区住宅地等土地
区画整理事業により完成した黒川えんぴつ公園を
小野市公園に加えるため、
小野市公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
次に、議案第73号
小野市営住宅設置に関する条例の一部を改正する
条例制定について、
提案説明を致します。
議案書の73ページであります。
本議案は、
市営住宅丸山B団地建替え事業が平成12年1月31日に工事完成予定のため、新たに丸山団地として住宅24戸の設置を定めようとするものであります。
次に、議案第74号 市道3202号線
橋梁上部工事請負契約の変更について、
提案説明を致します。
議案書の74ページであります。
本議案は、平成11年3月24日、第304回
市議会定例会の議決を経て締結した工事請負契約の契約金額3億3,600万円を3億2,903万9,550円に変更しようとするものであります。
変更理由につきましては、建設省との協議により、桁架設工に伴う河川内仮設道路の変更が生じたためであります。
次に、議案第75号
市営土地改良事業(
用水対策事業)河合北部地区の計画変更について、
提案説明を致します。
議案書の75ページであります。
本議案は、平成8年9月19日、第290回
市議会定例会において議決された
市営土地改良事業について変更致したく、土地改良法第96条の3第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
主な変更理由及び内容は、換地第3工区における確定測量の実施により、地区面積175.4ヘクタールを168.5ヘクタールに変更すること、及び主要工事の内容変更に伴い、総事業費14億2,013万円を14億769万3千円に変更するもので、そのほか送水管施設工事の計画の見直しにより、完了予定年度を平成11年度から平成14年度へ、また、所有権移転や不換地により、関係農家数を345戸から343戸へ変更するものであります。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
〜日程第6 議案第76号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第6、議案第76号
人権擁護委員候補者の推せんにつき意見を求めることについてを議題と致します。
議案の朗読を省略致しまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) 議案第76号
人権擁護委員候補者の推せんにつき意見を求めることにつきまして、
提案説明を致します。
議案書の76ページであります。
現委員、密 猛委員の任期が、平成12年2月29日で満了となるため、その後任として、
小野市万勝寺町13番地
密 猛氏
を適任者と認め、
人権擁護委員候補者として推せん致したいので、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 提案理由の説明は終わりました。
この際、お諮り致します。
ただいま上程中の議案については、同意人事案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
議案第76号について、これより採決に入ります。
本案は、原案のとおり同意することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第76号は、原案のとおり同意することに決しました。
〜日程第7 議案第77号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第7、議案第77号 小野市
教育委員会委員の任命についてを議題と致します。
議案の朗読を省略致しまして、理事者側より提案理由の説明を求めます。
市長。
(市長 登壇)
○市長(蓬莱 務君) 議案第77号 小野市
教育委員会委員の任命について、
提案説明を致します。
議案書の77ページであります。
松本 健委員の任期が平成11年12月16日で任期満了となるため、その後任として、
小野市住吉町663番地の1
松本 健氏
を適任者と認め、任命致したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を得ようとするものであります。
以上、
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 提案理由の説明は終わりました。
この際、お諮り致します。
ただいま上程中の議案については、同意人事案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
議案第77号について、これより採決に入ります。
本案は、原案のとおり同意することに決してご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第77号は、原案のとおり同意することに決しました。
〜日程第8 議選第11号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第8、議選第11号 小野市
選挙管理委員及び同補充員の選挙についてを議題と致します。
これより、小野市
選挙管理委員及び同補充員の選挙であります。
お諮り致します。
この選挙方法につきましては、それぞれ
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮り致します。
議長において指名することに致したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
これより、
選挙管理委員を指名致します。
小野市小田町1762番地、岩城喜三君
小野市来住町877番地、吉本憲昭君
小野市葉多町704番地、橋本勝巳君
小野市復井町753番地、冨田和昭君
以上、4名を指名致します。
お諮り致します。
ただいま、議長において指名致しました4名を、小野市
選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名致しました4名が、小野市
選挙管理委員に当選されました。
次に補充員を指名致します。
小野市市場町675番地、藤原武士君
小野市王子町185番地、柳田忠彦君
小野市下来住町923番地の1、
松尾庸通君
小野市中番町139番地、大野忠治君
以上、4名を指名致します。
なお、補充員の順序は上位からと致します。
お諮り致します。
ただいま議長において指名致しました4名を、補充員の当選人として認めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名致しました4名が、補充員に当選されました。
お諮り致します。
補充員の補充順序は、ただいま議長より指名致しました順序によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
〜日程第9
意見書案第4号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第9、
意見書案第4号「
ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書」を議題と致します。
意見書案の朗読を省略致しまして、提出者より、提案理由の説明を求めます。
井上日吉君。
(井上日吉君 登壇)
○4番(井上日吉君)
意見書案の
提案説明を行います。
ただいま議題となっております
意見書案第4号「
ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書」について、提案者を代表して、提案理由のご説明を申し上げます。
意見書の中で申し上げておりますように、ゴルフ場は、道路整備、廃棄物処理、環境対策等地方団体の行政サービスと密接な関係を有しており、これらの行政サービスは専らゴルフ場の利用者が享受するものであること、更に、その利用者の支出行為には十分な担税力が認められること等から、
ゴルフ場利用税は地方税として今後も重要な役割を果たすべき税であります。
現下の厳しい経済情勢下において、その10分の7が各市町に交付されている本税が仮に廃止された場合、逼迫した地方財政の下で、極めて厳しい自治体運営を迫られることになります。
よって、政府に対し、地方自治体の貴重な自主財源となっている
ゴルフ場利用税の堅持を図られるよう強く要望するものであります。
何とぞ、
議員各位のご賛同を賜りますようにお願いを申し上げ、
意見書案第4号の
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
この際、お諮り致します。
意見書案第4号につきましては、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
これより、
意見書案第4号を採決致します。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり可決されました。
ただいま可決されました意見書の取り扱いについては、議長に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
〜日程第10 決議案第2号〜
○議長(
吉田成宏君) 次に、日程第10、決議案第2号 「
非核平和都市宣言に関する決議案」を議題と致します。
決議案の朗読を省略致しまして、提出者より、提案理由の説明を求めます。
横山四郎君。
(横山四郎君 登壇)
○14番(横山四郎君) それでは、提案者を代表致しまして、決議案第2号 「
非核平和都市宣言に関する決議」について、提案理由の説明をさせていただきます。
20世紀は、核の時代と言われているとおり、世紀末を迎えながらも世界はいまだに核の脅威にさらされていることは従前のとおりであり、そのような状況下において唯一の被爆国である我が国は、核のない平和な社会の実現をだれよりも強く望んでいるところであります。
しかしながら、核非保有国までも核開発を行う現状があり、今日ほど世界から全ての核兵器の根絶が強く望まれているときはありません。
とりわけ、核廃絶の訴えについては、国内だけでなく、世界の国々に平和の大切さを発信することが極めて重要であります。
そこで、
小野市議会が人類共通の念願である真の恒久平和と、国是である非核三原則が厳守されること、併せて全世界の全ての核兵器が廃絶されることを希求し、ここに小野市が核兵器の製造、貯蔵及び配備等も認めない「非核平和都市」であることを宣言する決意を強く表明しようとするものであります。
何とぞ、
議員各位のご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、決議案第2号の
提案説明と致します。
○議長(
吉田成宏君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
この際、お諮り致します。
決議案第2号につきましては、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
これより、決議案第2号を採決することに致します。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり可決されました。
ただいま可決されました決議の取り扱いについては、議長に一任いただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
これで、本日の日程は終了致しました。
この際、お諮り致します。
明3日から12日までは、議案熟読のため、休会致したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(
吉田成宏君) ご異議なしと認めます。
よって、さように決しました。
次の本会議は、12月13日午前10時から再開致します。
なお、質疑の発言通告は、明3日正午までに
議会事務局へ提出願います。
本日は、これをもって散会致します。
散会 午前10時57分...